ご利用に当たっての注意事項
⑴ 掲載内容は、専門学校 東京CPA会計学院・CPA税理士ゼミナールが独自に作成したものであり、試験実施機関における本試験の解答、配点、配点箇所並びに出題の意図を保証するものではありません。
⑵ 掲載内容は2022年8月18日現在のものであり、今後予告なく変更を行う場合もございます。
⑶ 掲載内容を利用したことによりいかなる損害が生じたとしても、当校は一切補償を行いません。
⑷ 解答及び解説の内容並びに予想配点及び配点箇所に関するお問い合わせは、一切お受けできません。
以上の事項を予めご承認の上、ご利用下さい。
第一問 |
第一問は,税理士試験では初めての出題となる2018年に公表された「収益認識に関する会計基準」についての問題でした。具体的には,問1は収益認識の基礎概念である「支配の移転」,問2は収益認識の基本原則を達成するための目的である「5つのステップ」とそのうちの最初のステップである「顧客との契約」,問3は最終ステップの「履行義務を充足するにつれて収益を認識する」からの出題でした。内容的には,正確な知識のインプットを問う問題であり,記述量は例年に比べると少ないため,基本問題を中心に確実に得点につなげる必要があります。
第一問のボーダーラインは14点位になると思われます。
第二問 |
第二問は,有形固定資産からの出題でした。具体的には問1は総合償却,問2は資産除去債務の各処理及びそれに伴う財務諸表の表示からの出題でした。内容的には,問1は珍しい論点からの出題であったため確実に得点につなげるのは難しかったと思います。それに対して,問2は基本論点からの出題であるためしっかり得点につなげる必要があります。
第二問のボーダーラインは12点位になると思われます。
第三問 |
第三問は,各論点で出題されている内容は基本的なところでしたが,問題量が多かったと感じます。そのため,各論点を丁寧に,かつ,スピード感をもって取り組めたかどうかがカギとなります。そこでは,やみくもに順番通りに問題を着手するのではなく,解答への導きが近い論点から着手できるか,取捨選択の高度な判断が問われています。
第三問のボーダーラインは35点位になると思われます。
合格ボーダー
全体のボーダーラインは61点位になると思われます。
※ 解答・解説は、PDFファイルとなっております。こちらのWEBサイトより Adobe Reader のダウンロードをお願い致します。