ご利用に当たっての注意事項
⑴ 掲載内容は、専門学校 東京CPA会計学院・CPA税理士ゼミナールが独自に作成したものであり、試験実施機関における本試験の解答、配点、配点箇所並びに出題の意図を保証するものではありません。
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本試験講評
第一問の問2と第二問で点数を稼ぎ、第一問の問1と第三問は解答しやすい部分を確実に拾えていたかが合格の分かれ目になると思います。
第一問 |
問1 勘定分析・逆算
キャッシュ・フロー計算書をもとに、損益勘定、閉鎖残高勘定の推定をする問題でした。商品売買以外の項目は難易度が低いですが、ボリュームが多いため、ここに時間をかけすぎていないかがポイントになります。
問2 委託買付・受託買付・返品権付販売
委託買付・受託買付の一連の流れと、返品権付販売の決算整理に関する問題でした。返品権付販売は初めての出題でしたが、これ以外は基本的な項目ですので正答が望まれます。
第一問のボーダーラインは15点位になると思われます。
第二問 |
問1 固定資産の減損
共用資産を含む固定資産の減損に関する問題でした。問題構成として、共用資産を含むより大きな単位の計算過程が順番に問われているため、解答しやすい内容でした。共用資産の減損損失の超過額分の処理が問われていますが、これ以外を正答が望まれます。
問2 有価証券
満期保有目的債券・売買目的有価証券は売買の処理、関連会社株式は評価に関する問題でした。難易度は低いので、ケアレスミスがないように解答することがポイントです。
第二問のボーダーラインは20点位になると思われます。
第三問 |
決算整理後残高試算表を作成する問題です。建設部門及び他の論点と関連する項目(貸倒引当金、消費税、法人税等の計算、税効果会計など)は難易度が高いですが、現金預金、投資有価証券、リース取引、賞与引当金、退職給付引当金などは難易度が低い部分であったと思います。
第三問のボーダーラインは27点位になると思われます。
合格ボーダー
全体のボーダーラインは62点位になると思われます。
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