主任講師:渡辺 光
本試験講評
過去の問題と比較した場合、問題の内容は易しく、ボリュームは標準的です。第一問、第二問の問2を確実に正解できているか、第三問は優先順位を付けて、解答を導きやすい部分を確実に正解できたかどうかが合格の分かれ目になると予想されます。
第一問 |
問1 推定問題
商品売買を中心とした推定問題です。基本的な内容ですので、確実に正解したい問題です。
問2 純資産
純資産に関する一連の会計処理が問われています。いずれも基本的な内容ですので、確実に正解したい問題です。
第一問のボーダーラインは21点位になると思われます。
第二問 |
問1 本支店会計
本支店会計の一連の流れと在外支店の換算が問われています。標準的な内容ではありますが、制限時間の中で最後まで解答するのは容易ではないと思います。
問2 リース取引
リース取引の借手側と貸手側の会計処理が問われています。基本的な内容ですので、確実に正解したい問題です。
第二問のボーダーラインは12点位になると思われます。
第三問 |
全体としての内容とボリュームは標準的です。商品売買関連は後回しにして、現金預金、有価証券、賞与引当金、退職給付引当金などから優先的に解答し、確実に正解できたかがポイントです。
第三問のボーダーラインは26点位になると思われます。
合格ボーダー
全体のボーダーラインは59点位になると思われます。
※ 掲載内容は、専門学校 東京CPA会計学院・CPA税理士ゼミナールが独自に作成したものであり、実際の解答との適合を保証致しかねます。また、掲載内容は2020年8月21日現在のものであり、今後予告なく変更を行う場合もございます。なお、掲載内容を利用したことによりいかなる損害が生じたとしても、当校は一切補償を行いません。また、予想配点及び配点箇所に関するお問い合わせは、一切お受けできません。以上の事項を予めご承認の上、ご利用下さい。
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