第68回 税理士試験 消費税法 講評・模範解答・解説

主任講師:佐々木 浩二

本試験講評
 本試験お疲れ様でした。今年の試験は、理論2問(小問2題+事例4題)、計算2問(簡易+総合)という形式による出題でした。
 理論はとにかく量が多く、問2については難易度も高かったため、全体的な点数はあまり高くはないと思われます。
 計算は内容的には難しくはなく、量も例年どおりでしたので、比較的高得点が期待できると思います。

第一問

問1
 (1)は難易度は高くないため、柱上げは全てできてほしいです。しかし、全て完璧に解答すると量が多くなるため、省略して解答しても構わなかったと思います。
 (2)については、国等については気づかない人もいたと思いますが、「態様ごと」という問題の指示があるため、考えられる特例はすべて解答した方が無難です。

問2
 全体を通して難易度は高めで、特に(2)は解答できなくても仕方ないと思います。しかし、このような事例問題は部分点が十分考えられるため、自分が解答できるところを、諦めずにどれだけ書けたかがポイントです。

 第一問の合格ボーダーラインは27点、合格確実ラインは34点位になると思われます。

第二問

問1
 簡易か原則かの判定で詰まる人もいたかと思いますが、きちんと簡易課税で計算した場合には全く難しくないため、満点をとることが望まれます。

問2
 基本的な原則課税の問題で、所々に難しい論点がありますが、全体を見ると難易度は易しいです。
 なお、改正論点については、今年度の改正論点は出題されておらず、リバースチャージ方式が改正後初めて出題されたため、改正論点は、改正後数年経過して出題される傾向が見られました。
 また、計算については問1問2共に、仕入税額控除の計算欄が少なかったため、そこで戸惑った受験生もいたかと思われます。

 第二問の合格ボーダーラインは39点、合格確実ラインは43点位になると思われます。

合格ボーダー
 全体の合格ボーダーラインは66点、合格確実ラインは77点位になると思われます。

解答(理論) – 解答(計算) – 解説 –


※ 掲載内容は、専門学校 東京CPA会計学院・CPA税理士ゼミナールが独自に作成したものであり、実際の解答との適合を保証致しかねます。また、掲載内容は平成30年8月10日現在のものであり、今後予告なく変更を行う場合もございます。なお、掲載内容を利用したことによりいかなる損害が生じたとしても、当校は一切補償を行いません。以上の事項を予めご承認の上、ご利用下さい。

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