第68回 税理士試験 法人税法 講評・模範解答・解説

主任講師:新山 高一

本試験講評
 受験生の皆さん,お疲れさまでした。
 今年は,理論,計算ともに,所々細かい論点が問われていますが,特段難しい部分はないため,取れるところでしっかりと取ることが,まずはポイントになるかと思います。

第一問

問1について
 問われている内容はシンプルです。(1)と(3)はしっかりと解答でき,(2)の特定の事実がどこまで解答できるかがポイントになるかと思われます。

問2について
 (1)は,欠損金の繰越控除制度に規定されている中小法人等の意義を解答すればよいかと思われます。
 (2)は,欠損金の繰越控除の内容を解答すればよいため,それほど難しくはないと思います。ただし,「中小法人等とそれ以外の法人に分けて簡潔に答えなさい。」とあるため,解答の作成は,法人別で解答することになります。
 (3)は,解答スペースが広いですが,模範解答のような手続規定が解答できれば十分かと思われます。

 第一問の合格ボーダーラインは35点、合格確実ラインは40点位になると思われます。

第二問

 問1は,(2)におけるCの賞与の取扱いについて判断が迷う部分ですが,(3)と(4)より前に問われているため,賞与は全額損金不算入でよいかと思われます。
 問2は,本社事務所に係る借入金の利子が難しいですが,それ以外は判断に迷うような部分はないため,工場及びエレベーターは正答を導き出せると思われます。
 問3は,完全支配関係の判定が少々難しいですが,譲渡損益調整勘定の取扱いは,基本的な部分が問われているため,完全支配関係の判定で間違えなければ完答できるかと思われます。
 いずれにしても,取れるところでしっかりと取れることがポイントになります。

 第二問の合格ボーダーラインは34点、合格確実ラインは40点位になると思われます。

合格ボーダー
 全体の合格ボーダーラインは69点、合格確実ラインは80点位になると思われます。

解答(理論) – 解答(計算) – 解説 –


※ 掲載内容は、専門学校 東京CPA会計学院・CPA税理士ゼミナールが独自に作成したものであり、実際の解答との適合を保証致しかねます。また、掲載内容は平成30年8月10日現在のものであり、今後予告なく変更を行う場合もございます。なお、掲載内容を利用したことによりいかなる損害が生じたとしても、当校は一切補償を行いません。以上の事項を予めご承認の上、ご利用下さい。

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